novel
従順な子猫 後編


部活中でも乾はいつもの様に接してくれる。
でも、それ以上は何もない。それがまた海堂を悩ませる。
目で乾を追いかけ・・・いつも姿を探してしまう。
どうせなら思いっきり突き放して欲しいのに・・・海堂の気持ちは衰える所か大きくなって行ってしまう。

乾は最近海堂の視線を感じていた。
普通に話しをしていても恥ずかしそうに下を向いて・・・・離れた時には背中に熱い視線を嫌なぐらい感じていた。
乾はその視線を忘れる為に余計に女に走った。
女と交わっている時だって何故かいないはずの海堂の視線を感じた。
「くっそ!!」
「貞治〜最近悩みでもあるの??」
「悩み・・・そうだなこれを何とかしないと・・」

海堂は自主トレのランニングコースに乾のマンションを通る様にしていた。
今日も乾の部屋の電気が点いていない・・
「乾先輩・・・・」
少し立ち止まって上を見上げていた。
「どうしたら本気だと分かってくれますか?」
日に日に募る思い・・・・
「海堂・・・・」
「っは・・・ごめんなさい・・帰ります。」
海堂は乾の姿を見て慌てて帰ろうとしたが乾は海堂の腕を掴んで離さなかった。
「丁度良かった・・・お前に用事がある。」
乾は強引に海堂を自宅に連れ込んだ。
思いがけなく海堂は二度と入れないと思っていた乾宅。
乾はそのまま自分の部屋に海堂を入れた。
「お前が・・・あんな事言うから・・・お前がそんな目で俺を見るから・・・いけないんだ!!」
海堂は突然ベッドに投げつけられ倒れ込んだ。
「脱げよ!」
「え!?」
「なんでもするんだろ!!出来ないのか?」
何がどうしたのか海堂には分からない。今、分かっているのは乾が怒っている事。
怒っているのはどうやら自分が関係しているらしいと言う事。
初めて乾を怖いと思った。怒った顔が・・・海堂をゾクゾクとさせた事も事実。
海堂はランニングに手をかけ上を脱いだ。
普段部室で着替えているからこれぐらいはと思ったが乾の目線は外される事なく海堂を見詰める。
それだけで海堂の体は熱くなった。
「全部脱ぐんだよ・・・下着もだ!」
乾も自分が何を言い出してしるのだと思いながらも海堂が大人しく言いなりになり服を脱ぎ出した行為に少しずつ悦を感じていた。
全て脱ぎ去って裸で乾の前に立った。
男の裸なんか見ても仕方ないと思っていたはずだった。
海堂の裸は鍛えられまだ完全に男になりきっておらず嫌と思わなかった。
少し褐色かかった肌が綺麗に見えた。
女にしか興味がないのは事実だが・・・海堂体を見て乾は息を飲んだ。
(乱れた所を見たい)何も知らない海堂に教えたらどんなになるのか。
「海堂・・・・起ってる・・・見られて感じた?そっちの気があるのかもね・・・一人でやって見せてよ。」
「そんな・・・事・・出来ない。」
裸になっただけでは物足りなく乾はどんどん注文を海堂につける。
「やれよ・・・ちゃんと出来たら海堂と遊んであげる。」
ベッドの上で恥ずかしそうに足を閉じて乾から目を離し何とか視線から逃れたかった。
そんな海堂を無視して乾は海堂に近づくと閉じられた足を持って左右に広げ反応している海堂のモノを見る。
「ほら、こんなになってるのに・・・我慢しなくていいよ・・」
乾は何故かなんの抵抗もなく海堂のモノを握り締めた・・・
「イヤァア〜〜〜」
海堂は突然掴まれ驚いたがそれそより乾が触っていると思うとそれ以上に興奮してしまった。
握られたモノは乾の手によって上下に動き出し厭らしい音をたてながら先走りの透明な液を滴らせながら快感の中に落ちていく。
「ここまでしてあげたのだから・・・もう出来るね。」
不意に離された手に海堂は喪失感を持ち・・・さっきまでの快感を求めて自然に手が延びる。
「アァ・・ン・・ハァア」
「凄いよ海堂・・・手もここも濡れて・・」
「も・・う・・・でちゃう・・」
海堂は自分のモノを擦り小刻みに震えながら絶頂を迎えようとしていた。
「限界?」 冷めた声で海堂に問い掛けたら海堂はウン、ウンと頷いて必死にモノを握り耐えていた。
そんな姿が一段と乾の好奇心をそそった。
「いいよ、出して。」
やっと許しをもらい海堂は乾の前で初めて射精した・・。
「いっぱい出たね・・」
自分の股を汚して海堂は放心状態になっていた・・・。
そんな海堂の顎を持ち上げ乾は自分の唇を合わせ・・・海堂の口の中に下を割り込ませ海堂の口内を犯す。
さっき達したばかりの海堂だったが乾の激しいキスに次第にまた感じ初めてしまう。
海堂の息が苦しそうになった時に乾は口を離し乱れきった海堂をもう一度ゆっくりと見直す。
案外嫌じゃなかった・・・海堂に触れるの事も・・・キスをする事も・・・
それが何故かはまだ答えは出ないが・・・嫌じゃなかった。
それなら・・・海堂を手なずけて・・・もっといろんな事を試したくなる。
「俺、今一人・・・付き合ってもいいよ。」
海堂より有利な立場にたって何処まで海堂が落ちるのか見たくなった。
「・・・・本当・・・?」
「あぁ・・・・これからが楽しみだ。」
乾は海堂の口の中に指を入れ海堂はその指を当たり前の様に一生懸命舌を使い舐める。
その光景を乾は笑みを浮かべて見ていた。

そして海堂は・・・飼い慣らされる。

自ら望んで乾の手によって。





ちょっと軽くエロを入れました。
こんなぐらいじゃ裏に持っていけません〜〜。
とにかく!!もっと作品を増やしますよ。
では!!
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